12月 13, 2009
tronmc

映画:W&ディケイド MOVIE大戦2010:ディケイド完結編(ネタバレ有)

なんていうかこう………見ていて時間が経つほどにテンションが下がる映画でしたorz
ディケイドの完結編をとても楽しみにしていたのですがね…

ネタバレになるのであとは続きで。

まず、映画の導入はシビれました。灰色の空を飛ぶスカイライダーを突如ディメンションキックのファイナルアタックライドのカード群が追跡し始めて、スカイライダーを地上にドカン。ディケイド強ぇぇぇぇぇ!って感じがしびれました。

が、しかし…

ディケイドの最終回は、ライダー大戦が始まり、ディエンドがディケイドに銃を向け、銃声と夏海の「ディケイドー!」という声が響く中で終わります。
そして物議を醸したのが、その後「ライダー大戦は劇場へ」と銘打たれ映画の予告編らしき映像が流れたこと。
今となっては何も言うまいという感じなのですが、その手法への苦情が影響したのでしょうか?

つながってないんです、最終回と。
最終回の場面から時間経過があったとぼしき描写のまま物語は進行するのですが、その最終回の場で何があったのかはわからずじまい。海東(ディエンド)が飄々と出てくるのは何故?銃を向けたことはどうなったの?夏海はなんで何事もなく光写真館にいるの?
キバーラの力でダークに覚醒してアルティメットになったユウスケも、普通の人に戻ってます。

そのまんまいろいろディケイドらしい根拠不明にクサい芝居が展開されていくのですが、そうして見ているうちに徐々にわかっていくのは、最終回の後に流れた予告編らしき映像や展開が全く出てこないこと。
これはこれでナメてます。
満身創痍で士に死ぬな、と叫ぶ海東、栄次郎が言う本当の世界の姿、ディケイドに正体を現せと迫る鳴滝、ぶっきらぼうな口調でディケイドを倒すと言うネガの世界の夏海、海に倒れる士、もう一人の士を示唆するセリフ、コンプリートフォームに殴られる士……等々、何にもない!こうなるとそれこそこれは本当に完結編なのか?と疑ってしまう。

さて、アルティメットなユウスケもディケイドに倒されると、夏海が現れ仮面ライダーキバーラ(以下面倒なので夏海キバーラ)に変身。「ガブッ」よろしく「カプッ」とかするもんだと思ってましたが、ありませんでしたorz
キバーラによると「士を止められるのは夏海だけ」という鳴滝の言葉はこれのことを指すらしいのですが、当の鳴滝さんは屋台の飲み屋のおやじを装って栄次郎を死神博士に変身させ(しかもスルメイカとビールを差し出す徹底っぷり)スーパーショッカーを結成、自身もゾル大佐として参加、なんてバカをやっているので、全く説得力がありません。ちなみに、終盤もういっぺん何故か鳴滝さんに戻るのですが、そのときも、大変なことになった。ディケイドのせいだバカヤロウ、的なセリフをおっしゃっておりました。それで出番が終わるので、この人は結局物語の鍵を握る人物でもなんでもなく、ただいろんな災厄をディケイドのせいだと嘆くだけのおバカキャラだった…と言われても文句は言えないのではないでしょうか。

ディケイドはわざと夏海キバーラに串刺しにされて倒されます。夏海と士の感涙のシーンが……と思いきやいきなり海東乱入。今更かい。「士!死ぬな!」という最終回後の予告編のセリフがやっとここで出てきます(ていうかこれしか出てなくね?)が、何やってたんだお前は。
その後、最終回で士が出会ったあの瀬戸くん紅渡が出てきて、ディケイドの消滅によりパラレルライダーが復活して、そこに物語ができたことがわかるが、ディケイドの物語は無いのだと告げられる。
毎度のことこの瀬戸くん紅渡のシーンは、実は核心を突いているのか、適当なのかよくわかりませんw
「ディケイド」という作品自体にも関わることなのですが、世界の融合云々はともかく、それで元々(第一話で)夏海や士がいた世界はどうなったか、どこいったかもわからないわけですから、いまいちどう捉えていいのか。。

あとはストーリー的には特筆すべき点はなし。
あとはライダー揃ってのバトルがまた豪華だったくらいですね。

話が進む毎に反則的なカードが増えていくディケイドですが、それは今回も健在。「オールFFR」とかいうカードで平成ライダーに全部一気にFFRをかけるのですが、平成ライダーが一列にならんで一人ずつ「ちょっとくすぐったいぞ」と言いながら前のライダーを変身させているのは萌え。

また、今回のコンプリートフォームはその場に平成ライダーが居るから召還する必要がないためか、その場で全員を最強フォームにチェンジさせるという大盤振る舞いっぷり。で、ヒストリーオーナメントのカードが最強ライダー版に差し変わるのがこれまたズルい。フィギュアーツとか出されたらたまらないだろう…。
電王は声優の都合っぽく思えてしまうんだけど、最強フォームが今まではライナーフォームでしたが、超クライマックスフォームに変えられていました(電王ソードフォームを関俊彦で出すため、且つ平成ライダーが自由に動いて声を出す展開のため)

物語はディケイドコンプリートフォームが爆発で吹っ飛ぶところで一旦幕。「MOVIE大戦2010」につなぐためとはいえ、「完結編」と銘打ちながらこんなことするのもなかなか萎えでございました。

えー、結局完結編と言われながらさっぱり謎は謎のまま、ご都合主義展開が続きました。なんていうかこう………ディケイドに対して多くを期待してはいけないんだな、と。ホントにただのお祭りだったんだな、と。
そんな感じで、決していい感情ではありませんが、後腐れ無くWを見られる雰囲気にはなれました。。

Leave a comment

Recent Tweet

category