2月 11, 2013
tronmc

アニメ感想:中二病でも恋がしたい

周回遅れで視聴完了。

モリサマの人、あの後どこに向かっていくのかな、というのがすごく気になった。
最終話で演劇部に行くことに乗り気でなく、熱血青春な感じのものを中二病っぽいと評した丹生谷。同じ中二病の否定でも、嫌になった過去の自分の否定から、自分の世界の模索に変化したのだと感じた。
ひねたような感じで、きっとしばらくそういう気分を抱えながら生きていくのだろうけど、それでも前向きになったというのは間違いないんじゃないだろうか。本編に心持ちが変化する過程が明確に用意されてはいないのが、なんとも言えないところではあるけれど。

あとは、これも萌え萌えゆるゆるな日常系、空気系寄りのものであって、その作品が他のテイスト(熱血青春もの)と距離を置くようなことを言うのはおもしろいな、と思った。
関係ないけど、萌え萌えゆるゆるの急先鋒であるくみん先輩が最後に中二病をやるようになるというところは、いつもマイペースやってるようでいて、実は他の人のことをけっこう見ていたんだな、ということが感じられた。これも、なんかいいな。

おもしろくないということはなくて、楽しく見られたけれど、本筋である六花と勇太の部分には入り込めなかった。六花の中二の起源にトラウマをあてがったり、六花が実家に戻って帰ってこないこと、及び勇太がその予感に震えるようなことなどは「ああ、そうするよねぇ…」と思ってしまう展開だった。しかも微妙に合っていないというかズレているというか…疑問を抱いた。

とくに、中二の起源。肉親の死を遠因にあてるっていうことには考えさせられた。背伸びだとか云々、と言葉で定義すると同じようなことになってしまうのだろうけど、中二病って、そんなに重苦しい鎧をまといながら患うものなんだろうか。その重さ、中二病っていう言葉で表していいんだろうか。
後で思い返したとき、恥ずかしいな、と思うようなことが中二病なんだと思う(思っていた)し、やめた六花にそういうものが出てくる気配がないし。これは日が浅いというのもあるかもしれないけれど。

逆に考えると、新しい中二病像、もしくは知らなかった中二病像を提示してくれたのだと考えることもできる。いずれにせよ、中二病というものについて考える機会をもらえて、それは有意義だったと思う。

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