9月 3, 2012
tronmc

昼ドラ感想「ぼくの夏休み」

青春編(後半)から真面目に見た。主な理由はやはり特撮枠になったため。
メインキャストは、以下のような役で見慣れている。

井上正大→仮面ライダーディケイド
有村架純→正汽雅(SPEC)
逢沢りな→ゴーオンイエロー
佐野和真→昼ドラ常連(インディゴ、さくら心中、鈴子の恋)

実際は二人だけなのに、常連で、特撮の人との共演が多い佐野和真のせいか、ほぼ特撮枠のドラマに見えるから不思議。
あ、あと天野浩成もいたか。(剣の橘ざん、フォーゼのリブラな校長、インディゴの犬マン)

前半は見る気が起きなかった。
とりあえず1話は見たが、10年そこいらしか生きていない現代っ子の兄妹が戦時中にタイムスリップさせられる…という話が絶望的に思えてしょうがなく、正直、重すぎた。
その重さを何倍にも増幅していたのが、主題歌である由紀さおりの「夜明けのスキャット」。後ろ向きなどうしようもなさが引き立つこと引き立つこと。
「鈴子の恋」では、暗めなときなでも明るく引っ張るという面で主題歌のパワーが大きかったが、逆にマイナスの感じに引っ張るということもできるのだな、という発見したくい発見をしてしまった。
その後、テレビがついているときは目に入れていて、何度か視聴。

放り出された現代っ子二人には、いつの間にかそれなりの居場所ができていて(連続ドラマなんだから当然なんだけど)、1話を見たときの自分の絶望感よりはマシに生きていた。
それでも、戦時だし、昼ドラだし、当然苦しい状況ではあって、暗すぎて進んで見たくはないドラマには変わりなかった。
ただ、森永悠希の怪演は印象的だった。

前半のクライマックス、自分も平成から飛ばされた、という大人(これが松田賢二というのがまた…)が平成に帰れると言いだしたところで、タイムトラベルというSF的な部分にどうケリをつけるのか気になって見続けていたところ、青春編に入って、特撮ホイホイされた。
特撮で顔を覚えているから見る気になる、というのも不思議なもんだなぁ。

青春編は7年が経って、戦争が終わっているということと、飛ばされた兄妹二人が、成長と共にその時代に生きることを受け入れているため、前半のような暗さがなかったことも、見る動機として大きかった。

実際、いつもの昼ドラらしい感じで、とくに苦痛ということもなく見ることができた。

兄妹と知らずに出会って好きあい、後々兄妹と知ってお互い苦しむという話。
その過程で、妬み嫉みで酷いことをする人もいたけど、比較的鬼畜の所業というほどのものもなし。前半の方がよっぽど酷かったと思う。

尻すぼみという見方もできるかもしれないけど、前半は子供が戦争を中心とした状況に振り回される話で、後半はお互いの気持ちに苦しむ話なので、趣向がまるで違う別物という印象。

その中での青春編は安定した昼ドラっぷりというか、可もなく不可もないとも言える話だった。

一粒で二度おいしいとはいかなかったけど、前半をつまんだまま、こんなにも鬱々としてひでぇ話もあったもんだ…と嫌な気持ちのまま終わらずに済んだのは救いなのかな。

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