9月 23, 2011
tronmc

昼ドラ感想集(2011年:夏まで)

既に忘れつつある感触も少なくないと思うけど、これ以上忘れないように、見たテレビドラマの印象について、簡単にでも書いておこうと思う。最初としては難だけど、まずは昼ドラ。
昨年末の「花嫁のれん」から、現在放送中の「毒姫とわたし」までの今年分について書きます。

 

●花嫁のれん(2010年秋~冬)

きっちり見ていないけど、どう見ても愛の劇場だし、どう見ても9係(主演夫婦のキャストが同作でもコンビを組んでいる)。後者には笑うしかないし、前者もあの枠が無くなってからはなんだか珍しいものになってしまったので、好意的に見られた。こういう明るいドラマは継続してほしいところ。

 

●さくら心中(2011年冬~春)

特撮枠
具体的には松田賢二(ザンキ、ガルル等)、徳山秀典(矢車想等。役の下の名はゴーオンジャーの須塔大翔と同じ読みの「比呂人(ヒロト)」)。また後半からは、彼らが主要キャストとして出演し、これまた特撮率の高さが際立っていた昼ドラ「インディゴの夜」で馴染みの真山明大や佐野和真が加わり、多くのドラマファンを”腐”レ外道衆へと至らしめた(推定)。神保悟志は特撮枠なのだろうか。

昼ドラの代名詞的ないわゆるドロドロもの。
展開の大味さが目立った。それも代名詞的な展開に持ち込むためのものではなく、後始末として大味感が付与される印象。そのため、最後の最後まで疑問符が付かざるを得ない物語となり、最終回ではもはや「どらま いっぽん みきったぞ」という達成感しか生まれないという、ある意味希有な体験をさせてもらった。

主人公にすら同情の余地は無く、真人間(もしくは、感情移入可能な人間)は狂言回しの勝(演:松田賢二)のみ。
その異常な状況の中でも、後期で記憶喪失となった徳山の相手役、高倉明美は期待を裏切らない鬼神の如き無双っぷりを発揮。親子二代共々表舞台に立つ物語が、親子二代脅威に怯えるという形で生きることとなる。背中に熱湯を注いだばかりのカップ麺を流し込む、初めてのときに使ったあれが入ったケーキ等が印象不快深い。演じる中澤裕子はある意味伝説となった。

徳山秀典については、「インディゴ」でエセフランス人と言われていたが、それがぴったり。
しゃべる前に独特の間、顔のアクションがいい意味でキザで胡散臭い。序盤はだいぶ普通だが、物語が進むにつれてどの度合いが高まっていくのもおもしろい。徳山ファンには間違いなくっ…オススメです!

 

●霧に棲む悪魔(2011年春~夏)

「ゴシュハシンダ!ゴシュハシンダ!」
高等遊民の皆様の騙し騙され陰謀ミステリー。

昼ドラの尺を生かし、かなり余裕のある展開を実現している。その分、エンジンスタートが遅いというか、どういうどころを楽しむ、どういう素性のドラマなのか把握するまでに時間がかかった。さらに、逐一からくりやキャラクターが見え、楽しみどころがわかった頃には話数のカウントが多くなっていて、重大な展開でそれが壊れる…といったことが2、3度は起こる贅沢仕様。
狂言回し(というよりナレーションとCMバック)がころころ変わり、一時はそんな役を与えなくてもどう見ても脇役家政婦な広岡由里子までそれになるという贅沢仕様。

中田喜子が、物語中きってのワルである蓮見依子を演じる様は、世○谷自然食品(同時期、CMに出演)が詐欺としか思えなくなるほど。他にも、鶴田忍、榎木孝明(きみまろ)、矢島健一等、手堅い壮年キャストが脇を固める。
というか、若手も上手い人ばかりで、歯切れが悪かったのは本村弁護士だけではないだろうか。もっとも、ギャグキャラなんだからそこがいい!のだが。
後から気付いたのだが、主演の姜暢雄は堀北真希版「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~」でオスカーを演じていたとのこと。本作ではあのド変人とは似ても似つかぬキリッとした青年っぷりが見られる。前田敦子版イケパラのゲスト出演の映像すら、別人!と思うほど。

物語の核となる部分のギミック(陽一ぼっちゃんの証明、「龍が眠る丘」の意味)はもう少し伏線や尺等、丁寧な扱いが欲しかったが、中盤以降見えてくる、「圭似が危険に遭い、弓月がそれを救う」というお約束、予定調和に対していいスパイスになった。
現代劇ながら、洋風レトロな世界観作りがきっちりしていたし、劇伴も良し。世界観は良くできていたのだが、この時点で人を選ぶし、悪事の手口がちょっと強引なのも好みが分かれそう。
自分は非常に楽しめました!

 

●明日の光をつかめ2(2011年夏)

ほぼ未見。具体的には約97%ほど。先の霧に棲む悪魔で燃え尽き症候群だったかも。
特撮枠としてのメズール人間体の人もあまり興味なし。
主演の渡辺いっけいさんはこの時期「京都地検の女」、「花ざかりの君たちへ」のレギュラーもあり、ようやりますなぁ、と思った。

毒姫とわたし(2011年夏~放映中)

特撮枠。
具体的には渋江譲二(イブキ)、加藤和樹(NEXT版風見志郎、風間大介)、神尾佑(ドクター真木ィィィィィィ/放送終了直後でホットすぎる配役)
昼ドラらしいのからしくないのかわからなくなるほどテンポ良く話が進んでいく。障害者という具材もあまり重く扱わず、明るくポジティブな話なので毎回見ていて楽しい。
特撮枠ということをおいといても、単純に楽しいドラマで今後も楽しみ。

 

◇特撮枠とは?(個人見解)
過去に特撮(主に日曜朝の戦隊モノ、仮面ライダー)に出演していた俳優がいることを意味する。
昼ドラは特撮経験者の登板が顕著なため、ほぼ昼ドラに使われる言葉と言っても過言ではない。
この枠に対して積極的な視聴意識が働く理由としては、特撮での役は定型的になりやすいが、通常のテレビドラマではどのような演技が見られるかを生暖かく見守りたいという目的があるためである。たぶん。

Leave a comment

Recent Tweet

category