4月 2, 2011
tronmc

新年度、「そしてまた歌い出す」

新年度に寄せて。

とても恥ずかしいんだけど、外を移動中に音楽聴いてて泣けちゃうときってのがよくある。
注意しないと、と思うんだけどね、大抵無理なんだよねこれ!
いつどこで何がトリガーになるかわからないから。
音楽そのものってこともあるし、景色、記憶等々がオーバーラップしちゃって、というケースもある。
そういう意味では、今日から新しい音楽を聴き始めるって行為には地雷の可能性を認めているべきだった!

新年度。
そして例の地震から3週間。
個人的にも、電気のことを考えて三度の飯より好き(?)な据え置き機でのゲームを3月いっぱいは我慢しようと思っていた(テレビが古いから電気喰うし)。
大きな余震とか災害でもない限り、今日からプチ心機一転、と思ってた。

ただのゲンかつぎみたいなものだけど、その一環ということで、遅ればせながら今日からライムスターの3月はじめに出たアルバム「POP LIFE」を聴き始め……たら、トラック2までしか聴けない!

あんまりにも感動的すぎて!
涙目で恥ずかしかった…。

この感動には、昨年の前作アルバム「マニフェスト」の後光を否定できない。
昨年、一番好きな一曲を決められない!だって2曲あるから!…と思ったくらいに好きなのが、そのアルバムの頭とトリ(トラックの区切りでは正確には異なるが…を飾る「ONCE AGAIN」「ラストヴァース」の2曲。
トラック1のイントロは「ラストヴァース」のメロディで、そのフェードアウトからリズムを引き継いだ新曲がトラック2「そしてまた歌い出す」。これがまた前出の2曲のいいとこどりをしたような作品。イントロの示す通り「ラストヴァース」の毛色が濃いが、同時に、タイトルが示す通り「ONCE AGAIN」の要素も持つ。
前向きながらどこか悲壮感、誇大さもあった「ラストヴァース」が、入り口の軽快さ、立ち上がりの上昇感を持つ「ONCE AGAIN」と曲、詞の両面で融合した格好だ。トゲが丸くなり、核となる前向きさがより軽快に前面に出ている。
まるでサイ、ゴリラ、ゾウがタカ、クジャク、コンドルになったよう。

また、後光を否定できないと書いたが、これは自分が「マニフェスト」を知っているからこう書かざるを得ないのだということは付記しておかなければならない。
さらに表面的なこととなるが、リリックは「歌っている場合じゃない」のか?という命題を掲げ、そうでないことを示して「歌ってる場合ですよ」とユーモアのあるフレーズとし、「そしてまた歌い出す」と繰り返してフェードアウトしていく。
これは、くしくも「POP LIFE」発売後一週間と少しで震災があり、復興には今もなお予想以上の長期戦の様相である現状とオーバーラップする。
皮肉ながら、「マニフェスト」の存在を抜きにしても十分に心に響くものと言えるのではないかと思う。
少しの間、テレビを消して彼らの「歌ってる場合」という都合に付き合ってみてはどうだろうか?

そんな彼らの都合にこれからも付き合いつつ、自分も自分のやりたいこと、やれることを地道にやっていこうと思ったのでございました。
以上、新年度の決意表明、終わり!

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