6月 19, 2010
tronmc

映画:超電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンドパイレ~ツ(ネタバレ有)

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前代未聞の2週間おき3作上映となった「超電王トリロジー」、いよいよラストの「EPISODE YELLOW」が公開されました。

「電王」の映画ではあるものの、主役は「ディケイド」に登場した海東大樹=仮面ライダーディエンド。脚本も前2作と異なり、「電王」のメインライターであった小林靖子氏ではなく、「ディケイド」後半のメインライター、米村正二氏です。

そういう異色さや、ディエンドに対する馴染みの薄さ(ゼロノスやNEW電王と比べてしまうとどうしても…)があって、正直言うとあまり期待していなかったのですが、けっこうおもしろかったです。
きちんと電王らしい時間を使ったストーリーやコメディもありますし、海東大樹=ディエンドについては、掘り下げがあると同時に初見でも親しんで見られると思える作りになっていたので、これまた電王ファンもディケイドファンも嬉しい一本です。

それでは、ネタバレ有りの感想は続きから…。

まず最初に。
入場者特典としてガンバライドカードが配布され、今回はディエンドのコンプリートフォームだったのですが、カード裏の説明に「海東大樹が黒崎レイジから託された”ケータッチ”を使って変身する、ディエンド最強フォーム。」との記述が…。映画見せる前からなんというネタバレかこれは!
もうちょっと気を遣って欲しかったです。

さて、個人的に「ディケイド」は、きちんとしたまとまりがなく終わってしまったなんだかなー的な作品と思っています。
その主役のディケイドはともかく、そういう作りで割を食ってしまった感じが強い…というのが、私の今までのディエンド像です。
登場していくらかの間はその神出鬼没さとギミックによっておもしろい活躍をしていましたが、「ディエンドの世界」で過去をなぁなぁにされ、一気にお株急降下。鳴滝からパワーアップカードをもらってもさほどパッとせず、TV版ラストではディケイドに銃を向けるという迫真のクライマックスを作り出すものの、続く劇場版完結編ではほぼ無かったことになり、そこでもまた話に振り回されよくわからない行動をさせられ…。主役のディケイド以上にわけのわからない仮面ライダーでした。

しかし、今回は主役ということもあってか、「電王」ということもあってか、比較的まともな話の中で(笑)キャラクターとして描かれており、前の「EPISODE BLUE」のNEW電王同様、ようやくヒーローになったかな、という感じです。
説明するまでもないと思いますが、やっぱり海東はいいことというか、ちょっとハーウォーミング的なことをやります。その「やり方」の部分が今回のドラマであると同時に、海東=ディエンドのキャラクター性をしっかり確立させています。「ディケイド」でもある程度見られる部分ではありましたが、彼らしい行動や言葉の数々がきっちりストーリーに結びついていてgoodでした。
…ていうかそれが普通だよね!おお嘆かわしやディエンド今までさぞ不憫だったろう…。

アクションシーンは、トリロジー3作品中一番見応えがあると言えると思います。
コンプリートフォームでのアクションは少なく、劇場版ライダーフル召還も一発ドカンと総攻撃して終了なので、そこは残念なところですが(「アタックライド、ゲキジョウバン!」はないだろwww良太郎よりネーミングセンスないよ!)、ディエンド、及び電王に敵対する新キャラ、G電王がかなり強く、それとのせめぎ合いがおもしろいです。
とくにウラタロスが海東に憑依し、ディエンドの機能を使いこなして電王と共闘するあたりはさすが!

そして、クライマックスバトル後の後日譚では、とうとう前2作から謎の動きを見せていたオーナーの意図が明らかに!
やっぱりオーナーといえば……のアレなんですけど、無駄すぎるほどにパワーアップしており、大爆笑させて頂きました。毎回ムダなんですけど、石丸謙二郎氏のアクションは本当にすごい!でもムダ!だから笑わずにはいられません。
コハナやナオミよりもオーナー&駅長をS.I.Cにすべきだと思うのは私だけでしょうか!?
(ちなみにパンフレットで触れられていた歩き方、やってみましたがやっぱり難しいですね。どうしても軸側の足が曲がっちゃうw)

オーナーの部分は抜き(必須でしょう、これは)でも、後日譚はちょっと冗長だった気がしますけどね。
ED曲の「Climax-Action」もテレビシリーズの「Climax Jump」、「Double-Action」系と「Action-ZERO」をつないだリミックス曲で、発想としてはいいのだけど、今回の映画に合っていたとは言い難く、盛り上がりに欠けました。
そういう意味ではちょっと尻すぼみ感を多少感じました(オーナーが強烈すぎたのかも)。
そこが不満といえば不満、というところです。

しかし予想を良い意味で裏切るおもしろさでした!
物語のカラクリに多少難解さはあるので、お子さんとかには「EPISODE BLUE」あたりの方がいいのかもしれませんけど( ̄▽ ̄;

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