6月 5, 2010
tronmc

映画:超電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル(ネタバレ有)

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今回も真っ先に観て参りました、「EPISODE RED」に続いて、電王の魅力的なサブキャラクターライダーが主役となった「EPISODE BLUE」です。

主役は仮面ライダーNEW電王。未来からやってきた、仮面ライダー電王に変身する野上良太郎の孫、野上幸太郎が変身し、相棒のイマジン、テディが変形した「マチェーテディ」を武器に戦うライダーです。
「さらば電王」にて初登場し、「ディケイド」にて幸太郎のみ出演があったものの、今のところ映画作品にのみ出ているライダーです。
そのため映画シリーズを見ていない人はおいてけぼり……ということは全くなくて、これまたテレビシリーズに近い雰囲気で楽しめる作品になっていました。新しいヒーローとしてスポットを当て直したようなところもあるので、電王を未見の方も楽しめるのではないかと思います。

それでは、ネタバレ有りの感想は続きにて…。
「RED」との比較も含みます。

繰り返しになりますが、今作はNEW電王に新ヒーローとしてスポットを当てたような感じになっており、良くも悪くのテレビシリーズのようなイマジンと契約した人がいて、それを探し、電王/デンライナーサイド含め一悶着二悶着ありながら倒して一件落着、というお話です。

まず良い点としては、きちんとアクションシーンがあり、それが少なくないところです。
電王がソード/ガン/プラットフォームのみで、クライマックスフォームが出ないところは映画にしては地味ですが、あくまで主役はNEW電王ですので、逆に引き立って良かったかな、と思います。
「RED」ではゼロノスがさっぱりなせいか、アクションが短尺なのにクライマックスフォームが出てきて簡単に勝負を決めていましたが、ちょっと盛り上げ方としてあからさまかな、という部分もなきにしもあらずでしたし。
問題の解決までにいくつかの戦闘を経るのも、テレビシリーズっぽくて親しみやすいです。

それと、物語が気持ちよく畳まれるのも良いところです。「RED」のような異色気味な感じはなく、普通に「電王として」いいお話です。
クライマックスバトルの後もきっちりあったのが良いですね。
ただし物語については、テレビシリーズの電王的であるがゆえに、先が見えすぎます。幸太郎とテディの顛末はもちろん、今回のイマジンとの契約者、美来(みく)の目的といった話の勘所まで読めすぎます。デンライナーのイマジンの行動含め、「RED」のようなサプライズはありません。そういう意味では悪い点でもあると言えます。

悪い点を挙げたので続いていきますが、やはりご都合主義。しかしこれもまぁ電王のお約束みたいなものなので今更言うようなこともとくにありません。
あとは、一部アクションで違和感のある動きがあったこと。ガンフォームの戦闘が少しらしくなかったのと、キンタオノ(キンタロスが幸太郎に憑依した状態でNEW電王に変身し、キンタロスがNEW電王の武器になったもの)使用時、重くて扱いに難儀するのですが、若干、あからさまに軽々と扱っているだろう、という動作があったところですね。

こんな感じでして、あまり悪いところもなく優等生的な作品です。
醍醐味は何と言ってもNEW電王/幸太郎の行動、活躍ですね。
NEW電王に関しては、自分自身好きなのでひいき目なところも否めませんが、何度もアクションが見られることが嬉しいです。変身シーンも堪能できますし、キンタオノ、ウラタザオ(ウラタロスが変形した武器)でのアクションも、結局はやられますが新しい爽快感がありました。
そして何と言っても幸太郎の身に降りかかる不幸の数々!本当におもしろおかしいです。テレビシリーズの良太郎を彷彿とさせるところも多く、電王見てて良かった!とかこういうのが見たかったんだ!と思いましたね。

「さらば電王」でも扱いは大きかったものの、特徴は出ていても個性と言えるまで落とし込まれていなかった感じのあったNEW電王ですが、今回晴れて悲喜こもごも描かれたことで、やっと「電王」、そして「ヒーロー」になった気がします。
好きなんだけど感情移入がしにくいところがあっただけに、NEW電王ファンとしては珠玉の一作!という感じで満足しております。

……なんでデンガッシャー使わなかったのかなぁ…?w

P.S.
ダブアクはさすがにメロディがネタ切れ感というか苦しいというか…。
悪くはないんですけどね。「超電王&ディケイド」のときでも発揮されたように、桜田通も歌うまいですし!

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