4月 1, 2007
tronmc

ケータイのGPS、搭載義務化でどうなる?–モバイルナビ会議より

携帯電話


携帯電話は、メールと通話の機能さえついていればいい………というワケにはいかなくなるかもしれない。
この4月から、第三世代(3G)携帯電話にGPSの搭載が義務付けられるからだ。

ITmedia +D モバイル:携帯電話からの緊急通報に位置情報通知機能を導入──4月1日から

auの携帯電話をはじめとして、GPSを使用した機能が搭載されている機種は多く世に出ている。
下の調査によれば、GPS機能自体は前向きに受け入れられているようだが、位置情報の利用については不安に思う向きも多いようだ。

ITmedia +D モバイル:携帯からの緊急通報で位置情報も自動通知、義務化を知っているのは14%──ネプロ調べ

さて、去る2007年3月9日(だいぶ前の話ですね…)、百式さん主催の「モバイルナビ会議 sponsored by ナビタイム」が開催され、いろいろとおもしろい話が聞けた。

 

ナビタイムといえば、携帯3キャリア+PHS(Willcom)に対応する、携帯ナビの大御所。
百式さんのブログエントリにもある通り、「お知らせ待受ナビ」(docomo 903iシリーズ対応)や、PC用サービスとの連携(データベースが共有されているので、片方での検索履歴や設定をもう片方でも取り出す、といった双方向利用が可能)など、おもしろく便利なサービスも盛りだくさん。

そういったサービスの充実ぶりの裏で、泥臭い取り組みがサービスの精度を支えているという。
車や自転車(ナビタイム○号、という名前がついているらしい…)等を使用した、地図データに対する人力でのフォローも行われているそうだ。
なんともありがたいことだろう!

GPS搭載の義務化が行われれば、利用者も増え、さらなるサービスの拡充が望めることだろう。

だが、手放しで喜んでいいものでもないようだ。
位置情報の悪用への不安も、ごもっともだ、と言えるのだ。

ちょっと検索すると、GPS携帯から位置情報を取得する方法は目にすることができる。
(ネガティブな見方を意図するものではないため、該当サイトのリンク・引用は控えます)
もちろん悪用を意図するようなものはほとんどない。が、方法があるということは使いようによっては…?

さながら Web2.0 的サービスがもて囃されていた頃のような、性善説による可用性の向上と、悪意による信頼性のぐらつきが対立しそうな雰囲気がある。

前述した「モバイルナビ会議 sponsored by ナビタイム」はブロガーを主な対象とした企画であり、イベントの後半には参加者がGPSを用いたサービスを考案してみよう、という取り組みが行われたことも興味深い。
やはりブロガー主体らしく、エンターテイメント色が強いユニークなアイディアが多かったようだが、ブロガーといえば Web2.0 の担い手筆頭。
Web2.0 だと言われているサービスが必ずしも正しく問題なく運営されているか、というとそうではないように、GPSも何かしらの便利さと、何かしらの問題を抱えながら使われていくのだろうな…という行き先の暗喩のようにも思われた。

ワンセグ、おサイフケータイ、音楽再生…いろいろな機能が増え続け、ますます付き合い方が多用になっている携帯電話だが、GPS機能については、それらに増して付き合い方を意識していく必要がありそうだ。

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