3月 9, 2008
tronmc

ライフハックはどんどん収集すればいい

ライフハック?GTD?どちらかというと興味のある事柄だ。なので、はてな匿名ダイアリーでこんな記事が書かれていたりすると、ついうっかり読んでしまわずにはいられない。

ライフハックは僕を助けてくれなかった

なんて可哀想な人なんだろう!
トラックバック記事の中に、こんな文言があった。

ライフハックに人生を変える力はあるか?
僕としては”ある”と言いたい。いくつかの有効なライフハック方法を身につければ、仕事をする能力が高まり、地位が高まり、給料が高まり、責任が高まり、下からは羨望と嫉妬が高まり、上からは馬車馬のように働かされて見事にうつ病にかかることができる。

ライフハック方法を身につければ、今までそこそこ幸せだったのが、何にも感謝できなくなり、死ぬことばかり考えるという劇的な変化をえることができる。これはもうみんなライフハックを身につけるべきだ。

ライフハックに人生を変える力はあるか? at おもしろ:

前フリとして書かれた皮肉なのだが、意外と笑えない。
が、私もこのように元記事に対して皮肉を書くとすれば、こうなる。

 

この記事を読むことで、ライフハックの新たな有用性を見つけ出すことができた。
それは、物事がうまくいかないとき、ライフハックのせいにして逃げ出したり、嘆いたりできることだ。

 

ライフハックは手段(テクニック)でしかない。もっと言うなら、ライフハックは手段の一つでしかない。
手段は目的があって使うものだ。
かわすべきディフェンダーが誰もいないところでマルセイユルーレットを使ったところで、それは失笑を買うだけだ。
その失笑にショックを受けてしまった(軽く表現しすぎだろうか)、というのが、元記事を書いた方の状況ではないだろうか。

ライフハックを実践する前に、目的を明確にする必要がある。

しかし、だ。
単なる手段と目的の関係なのであれば、本来、そこに物事(仕事)の質や好き嫌いは関係ないはずなのだが、ライフハックには精神的な影響力もある。ライフハックを使うことによって、楽しさや自己陶酔による心地よさを得られたりもするものなのだ。
例えば、iGoogle で欲しい情報を一カ所に寄せ集めて、Googleカレンダーで予定管理をして、Gmail でGTD をすれば仕事が片付くなら、Google で全て片付くことにおもしろさを感じたり、Google で全て片付けてる俺スゴくね?と思ったりすることができる。
だから、嫌いな仕事ならファニーなライフハックを多めに投入する、というような工夫をすることもできる。
(RTMなんて名前や牛の画像からしてファニーじゃないか!)
まるで抗うつ剤のようだ!素晴らしい!

ただし、精神的な効用には個人差がある。それ以前に、手段であるのだから物事によって向き不向きや、要不要がある。
だから、結局は自分に合ったライフハックという薬を自分で自分に『処方』する必要がある。
処方箋を書くのは誰ですか?(誰にどのくらいどの薬を出すか決めるのは誰ですか?)
お医者さんです。
だから、我々は自分自身に対する医者になるために、ライフハックの術を開発、収集し続けるのだ。
好きな物事にも、嫌いな物事にも適切な薬が『処方』できるよう、知識を増やすのだ。

もちろん、どういう症状に対して『処方』し、何を持って『快方』と言えるのか?それも知っていなくてはならない。
それが目的を明確にすることだから、その技術や知識も磨かないといけないのだ。

結局は、バランスよく、且つどん欲に、ということになる。
ライフハックは、自分で自分に『処方』する必要があるので、中途半端に都合の良い救済方法ではないのだ。
現時点では。(そのうちこの分野においても他に対してカウンセリング等できる動きが出てくると信じて、こう書く。)
これを自覚することが、ライフハックの第一歩なのではないだろうか。

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