6月 10, 2005
tronmc

GUNDAM FIX FIGURATION #0025 クスィーガンダム (小説「閃光のハサウェイ」より)

小説「閃光のハサウェイ」から、主人公マフティー・ナビーユ・エリンの搭乗する主役機、クスィーガンダムが登場。

私が知っている限り、小説及びゲーム「SDガンダムGジェネレーションF」、「サンライズワールドウォー」にしか登場していない。

アニメ化さえされていないのだが、それでも「ガンダムセンチネル」や「クロスボーンガンダム」のもの同様、マニアックな人気はある機体だ。

また、そういった作品とは違って、ガンダムシリーズの本家本元の生みの親、富野由悠季氏が執筆した作品でもあるのも隠れた人気の一因と言えるだろう。

「閃光のハサウェイ」は、「逆襲シャア」以後の宇宙世紀を描いたもの。
「逆襲のシャア」にてクェスを失ったハサウェイが、連邦に対してのテロ活動に身を投じ、謎の少女ギギや連邦士官ケネスと共に壮絶な運命に巻き込まれていく。
なかなかに暗め、重めであり、悲しい、大人の物語である。

今回のGUNDAM FIX FIGURATION #0025 クスィーガンダムiconは、メジャー商品としては初の立体化となる(ただし、以前BB戦士武者ガンダム「超機動大将軍編」にて「機動武神 天鎧王」というキットでモチーフに使われたことはある。気になる方はGoogleで検索してみよう)。

小説版での設定画より、若干の修正が加えられている。最も大きな変更は口と言われるべき部位。通常のガンダムのように「<<」を縦にした模様がついているが、これは小説版では無かったもの。
だたしこれは、この商品以前に「GジェネレーションF」登場の際に施された修正である。

ガンダムらしくなったといえばそうなのだが、多少「ガンダムらしさの軽視」が感じられるのも事実。
最近の「SEED」「SEEDデスティニー」などでも、やたら「ガンダム」と名の付く機体が多い。
「こういう顔と名前」→ガンダムとしてしまえば売れる、とでも思っているのか、甚だ節操がない。

ついでに言えば、この商品は物語でライバル機となる「ペーネロペー」にコンパチ可能となっているのだが、その機体にまでいらぬ「ガンダム」呼称がされている。まるで「リ・ガズィ」を「リ・ガズィガンダム」と言うようなものだ。
さらには新解釈という名の下に言い訳しているが、コンパチゆえに再現にはムリがあり、大きな部分を似せただけになってしまっている。

それゆえ、ペーネロペー好きには期待のおけないものであるのだが、クスィーガンダムに関してはやはり立体化されたことが素直にうれしい。
ダブルゼータような巨大感がありつつ、細部にニューのテイストが色濃く残り、異形ながら正当なガンダムらしさも兼ね備えている。

これ以後のガンダムは、F91を代表とするFシリーズ、そしてVガンダムシリーズと、小型スマート路線へと向かうこととなるが、クスィーガンダムはRX-78から続いた恐竜的な進化の最終形と言えるものだけに、この商品でその力強さをじっくり堪能して欲しい。


*文中の表記について(文字化け注意)
・クスィーガンダム→Ξガンダム
・ダブルゼータ→ZZガンダム
・ニュー→νガンダム

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