ダブルオークアンタのシールドビームガン使用時の謎アーム問題
昨日自分のFacebookニュースフィードに話題が上がって、ちょっと整理しようかと落書きをしました。
ダブルオークアンタのシールドに搭載されているビームガンについてです。
劇中、GNソードVライフルモードと双璧を成して火線を形成していたけど、結局じり貧になってトランザム→バスターライフル…と、印象が薄くならざるを得ない武器だと思いますw
問題は、その際のGNシールドの可動の仕方。ざっくりですが、機体に対してシールドはこのような向きになります。
このとき、映像の中では以下のようなアームの構造が描写されています。
少なくとも、現在の立体物では全く採用されていない(たぶん)構造のアームが一本混ざっているんですよね。
でもって、通常はしまわれているとしか思えないこのアームの展開ギミックも、映像中からは収納口すら読み取れません。
(ちなみに、CPの高い資料としてガツガツ参照している機動戦士ガンダム00 メカニック-Finalの資料にも記載がありません)
プラモで言うと、HGは、謎のアームを必要としない、全く別の構造で同様の可動を実現しています。
シールド基部(画像中のAが挿すパーツ)とシールド本体が円形の軸とポリ受けなので、シールド自体が回転可能です。
対して、デザイナーの海老川兼武氏によって開発画稿が起こされ、説得力のあるデザインになっているMG。
整備シーン等を見ると、劇中にも近いとも言えます。
基部を含むパーツが挟み込みで、基部のフォローする可動は上下方向のみで、シールドは前を向けません。
HGはともかく、元のデザイナーの画稿から出てきているMGでビームガンをどう再現するか?が一つの考えどころになります。
水平のアームをくりぬいて、謎のアーム自体を増設できればいいのですが、アーム自体の構造、強度を考えると、あまり現実的ではありません。シールドの重量をいってに引き受けるというところも不安定要素。
謎アームを作って、差し替えで再現可能にするのがもしかすると、一番現実的かもしれません。
強度、重量の問題は相変わらずですが…。
と、準拠しようとするとなんかしょっぱい感じなので、いっそのこと構造自体新しくでっち上げた方がいいのかもしれません。
あまり参考にならない気もしますが、MGダブルオーライザーの機構も考慮してみるとデザイン的につながるからいいかもしれませんねぇ…。