5月 27, 2005
tronmc

レビュー:ビーチスパイカーズ

■スポーツ■

現実的にはヘタクソの極みだが、スポーツをするのは楽しいと思う。でも、正直、自分はスポーツゲームは「なんだかなぁ?」って感じ。あんまり好きじゃない。

過去に自分がやり込んだことのあるスポーツゲームは「Jリーグエキサイトステージ94」。発売時はJリーグ全盛で、自分もJリーグ大好きだった。「~94」は、その頃のJリーグゲームとしてはロースペックなゲームだった。選手のエディットはもちろんのこと、選手自体にステータスなんてない。選手グラフィックも外人と日本人の違いがあるくらい。試合においても、必勝パターンなんか今思えば恐ろしいくらい作りやすかった。
そんなゲームをなぜにやりこめたか?というと、やはりJリーグへの熱狂が大きいんだけど、上記したロースペックゆえの単純さがあったからだと思う。現実的に弱小でも、お気に入りのチームでとことん上位を狙っていく。現実的にベンチウォーマーな選手も、得点王になれる。そこには、夢を叶えるための抽象性があったのだ。

で、時は流れ、ゲームもどんどんスゴくなった。
けれど、どうもスポーツゲームにはノれなかった。
バーチャストライカーもやった。パワスマもやった。
どちらもリアル指向があって、リアルでのスポーツの経験者としてニヤリとできるところがあり、それなりにおもしろいとは思えたが、ハマるというところまでいかなかった。

そんな自分が、なぜかスポーツゲームを買った。それがビーチスパイカーズだった。

■SEGA■

なんでこのゲームを買ったんだ?

と言われれば、SEGAだから、としかいいようがない。(自分のセガ観については他のところで述べたい)。

ビチスパが発売されたのは2002年の7月。当時は日韓共催のW杯の熱狂が冷めた・・・?いや、冷めねぇ!というような状況で、コナミのウィニングイレブン6がバカ売れしてたなぁ。
しかし、自分はビチスパを当然のごとく発売日買い!!・・・シテマセン。ゴメンナサイ。
正直に白状すると、F通で殿堂を取ろうが、「売れるのかよコレェ?」って目で見てました。そして思った通りさほど売れてないようで(失礼)。
かような状況でビチスパを購入したのは、どこぞで「セガマニア必携の一本!!」とかもて囃されたり、公式サイト(とくに裏)が必死だったり、個人的にPSO待ちでGCがソフト飢餓状態だったりしたからデスネ♪
でも一番大きかったのは、ゲーム自体を体験する機会があったということ。いい歳こいて夏に一人で逝ってきた「わ○わくゲームパーティ」(伏せ字になってない)で、PSOの前ハードをN64だと説明してくださった優しいオニーサンから体験版をいただいたのだ。ゲセーンではなんとなくプレイしづらかったが、体験版となるとそれは違う。2枚もらったので1枚は保存用(コラ)とし、飢えたGCでやってみたところ・・・オモシロカッタノデスヨ。冗談抜きで。・・・いや奥さん、ホントだってば。信じてチョーダイ。

■ビーチバレー■

バレーは、野球と並んで自分が死ぬほどヘタクソなスポーツであります。
しかし自分はこのゲームをやって、今まで自分で体験して知り得なかったバレーのおもしろさ、奥深さを知りました。まさにう゛ぁーちゃるりありてぃですな(違)。
母のせいでゴールデンタイムのテレビでバレーを見なければいけなかったときは、「佐伯が取っタ━━━━━━!!」とか実況が叫んでも「あ、そ」くらいしか思わなかったけど、あれって実はスゴいことだったんだな!(爆

このゲームも最近の傾向に漏れずリアル指向。しかし、そのリアルさを体現するための要素がシンプルにまとめられているところが最大の特徴だろう。
要は簡単操作で熱い試合が楽しめる。
電源入れて一分でクライマックスになれるワケなんですヨ。なんかShinobiっぽ。
「選手を動かすことが楽しい」ゲームではなく、「選手を動かしながら深い駆け引きや戦略を楽しむ」ゲームなんです。

戦略とか駆け引きとかいうと、堅苦しい。実際自分もそういう言葉を押し出した文系ゲームは好きではない。しかし、これはスポーツゲーム。リアルタイムで物事が進行するからおもしろい。そして、それを的確にフォローするシンプルな操作系が産み出す、ある種の高揚。それは「戦略」や「駆け引き」といったものと、「コントローラをいじくる」ことで「画面の中のものが反応する」というものが高い次元で融合したものなのだ。なんかRezとかVFっぽい。

よって、簡単操作→単調ということも全くナシ。

■位置付け■

自分のゲームキューブは、PSO(ファンタシースターオンライン)がバリバリ稼働中である。
というか、他ハードも差し置いて、自分の「ゲーム」という時間の大半はPSOに割かれている。
だから、ビーチスパイカーズも「絶対勝てる!!」とかいうほどにやりこんではいない。
けれど、PSOに疲れたり、ちょっと飽きが回っちゃったりしたとき、ビチスパをプレイする。
やっぱり、楽しいから。
「楽しい!!」ていう叫びが欲しくなったときにはビチスパ。

正直、ビチスパは最近のゲームとしてはちょっと質素かな?と思うところがある。
とくに量的なところで。
アーケードモードはおいといても、ワールドツアーは一周すれば育成できるパートナーはけっこう強くなり、二周目くらいでお腹いっぱい。衣装などの隠し要素を使って、何度か楽しんでいく分にはそれでいいだろうが、衣装を変えてまた最初のヘボヘボパートナーとやっていくのかと思うと・・・・・・だし。
対戦も、ミニゲームが用意されてるのはいい(話逸れるけど爆弾ラリー最強!)心遣いだと思うけど、やはり量的不足は否めないとスーパーモンキーボール経験者は語る

けれど、ちょこっと楽しむ分にはそれでいいンデスヨ。
だから自分みたいなちょこっと派にはツボ。
なんてったってお手軽だし、「うらぁー今日は絶対○○を××してあの隠し要素を出さないと寝られないのじゃー!」とかいうこともないし。ライトユーザー向けかもね。
ということで、

・近頃のゲームにあまり手が伸ばせない方

・最近純粋な楽しさをゲームに感じられない方

・GCでPSOばっかりやってる方、とくにPSOしかやってない方

上記に当てはまる方にはとくにオススメ。

まぁ、オマケも大事だけど、ゲームのキモはそこじゃないし。
「ビーチバレーをする」その「楽しさ」はどんなものにも負けないゲームです。
良ゲー。
「楽しい」っつー感覚が味わいたいならビチスパ最高。

■Web■

ビーチスパイカーズはWebが熱いのも特徴の一つ。
といってもGCでアクセスできたり、通信で何かできるわけじゃない。
上にも書いたけど公式サイトがスゴイ。
まず、ゲームをする上で誰もが気になる隠し要素。なんとその情報が面倒などこぞで面倒な検索をしたりスレいぢりをしたりしなくても一発で手に入るぞ!
ワールドツアーを始めたはいいけどめっちゃ低ランクやんけ凹むわ・・・って君も「ゲーム紹介」内の「実録!ワールドツアー」を読めばすっきり爽快!!
「遊び方」コーナーを見れば、Aボタン押してりゃできるのはわかったけどイマイチ上手くできマセン、という方も即問題解決!サンバDEアミーゴに似てる?よく見ろ!ここのヤツは体も手も足も太い!!(無関係)
とまぁ、こんなに輝かしくて素晴らしい公式だが、やはり光があれば影もあるワケでして・・・。しかしそれもまたスゴイ!表ページにも掲載されていない秘蔵イラスト、秘蔵写真、秘蔵動画が!!見てしまえばビチスパの世界に悶絶するほどシアワセになること間違いなし!

と。最後になりましたが、バナーキャンペーンありがとうございます。

■総括■

躍起になって書いたけど、自分の気持ちが半分でも伝わる文章になったかどうか。
ちとそこらへんは不安なんだけど、素直に繰り返せば、ビチスパは本当にいいゲーム。
思えば、これほど楽しさがハッキリしているゲームってそうそうないかも。
是非一人でも多くの人にプレイして欲しいデスネ。
ゲーム開始時に出る「Thank you! Enjoy the game!」というメッセージに表れている心意気、感じとって欲しいもの。

~評価~

総合:人にすすめたい優良ゲーム

個人:良。良。8点。


ピッキー村長、ありがとう。
笠原さん、ありがとう。
SEGA-AM2、ありがとう。


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