6話:花咲くいろは雑感
気が付けば6話。だいぶ全体の流れとして安定してきたような。
2クール分あるのはわかっているけど、このまま1クールでなだれ込んでも、破綻はしなさそうな堅実さがあるように感じます。物足りないだろうけど。
●コンサルタントというか詐欺
貴子さん、あなたどう考えても詐欺です。
…というほど、彼女が最新ファッションと称して持ち込んだ衣装の数々はヒドい。キャバクラか何かと勘違いしているとしか思えないが、そんな人を受け入れる縁も、チャレンジしてしまい、挙句スリットに異常なこだわりを抱く緒花も頭のネジが飛んでいる。
しかしながら、チャイナドレスはともかく、耳の髪を上げた緒花がかわいいこと!
●女子更衣室
仲居たちの着替えシーン。といってもエロいところはないのだが、性格が見えるようなちょっとした仕草が。
導入、ロッカーの扉に上着が放られるのだが、犯人が菜子というのがちょっと意外。がさつというと言葉が悪いが、とにかくきっちりきっちりしていないのかな。意外。
また、あんたバイクで帰るんだろヘルメットかぶるんだから別にいいだろ!という巴が鏡の前で髪を直しているのも、いとをかし。はっきり言って(現時点では)映像を見ているだけでは年齢不詳…というか20代でも30台代でも良さそうなナリだけに、妙齢の女子らしさが出ている。
●続・ラストどこ行った?
菜子が制服姿で自転車と共に帰途につく描写がある。
学校がある日は制服で、ということだろうか。だとすると、前話のラストは土日、祝日のみの行動か?ディテールが加わったものの、行き先は未だ不明であり、疑問は消えることはない。
●根拠のない励まし
縁を励ますが、皐月にそっくりだと言われる緒花。「根拠のない励まし」というワードには思わず自覚あるのかよ!というツッコミを入れざるを得ない。しかも決して良い形容になっておらず、そのまんまで残念なフレーズになっているところが、緒花らしいシュールさだ。
●なぜバイバイ?
不評やお咎めはなかったように見えたが、なぜ昔の着物にバイバイすることになったのだろう?
●大人仕事しすぎ
ラスト、三人娘が駅に走る中でその他、喜翠荘の大人たちの様子が描かれるが、よくよく考えると仲居は巴だけ。少ない!女将も洗濯というおおよそ女将らしくない(?)ことをしており、なんとも大人仕事しすぎ!と思ったのは私だけだろうか。次郎丸がいなかったらさらに…というのは考えたくないものだ。