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5月 15, 2016
tronmc

フォースの覚醒で、はじめてのMovieNEX

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最近のDVD(この表現がもう古いかも?)は出るの早いなー…なんて事あるごとに言っているような。
確か3月までやっていたんだっけか。
フォースの覚醒で、初めてのでずにーのソフトです。

んで、「MovieNEX」という名前で売られていて、これはなんぞやと。
デジタル配信そのものを指すのかな、なんてぼんやりと思っていたんだけれど、ディスク版(DVD+Blu-ray)とデジタル配信を1パッケージとして売る形態のことを、でずにーではそう定義しているそうな。
近頃の電化製品みたいな、なんと割りきった合理性!
DVDだけ、Blu-rayだけあればいいんだから安くしろ!という方もいそうですが、むしろそっちの方がリスクが高いんでしょうね。

Screenshot_2016-05-03-01-54-10

で、そのMovieNEX版のデジタル配信ですが、なにやらややこしい感じで…。
なんと、字幕版はストリーミング配信のみ
ていうか基本ストリーミング配信
そりゃあ各々ストレージの事情があるでしょうから「スマホの空き容量なくて見れねーよ!」みたいな罵倒を受けずに済む反面、安定して大容量を扱えるネット環境がないと視聴が厳しいのです。
(どちらかと言えば後者の方が解決しやすい問題とは思うけれど…)

また、配信を見るだけでも登録やら配信サイト周りで操作や縛りがゴチャゴチャと多く…

・そもそも動画配信サイトのアカウントが必要だよ。

・さらに「ディズニーアカウント」を取らないとコード入力できないよ。

・ダウンロードでの視聴はGoogle Playでしかできないよ。

・でもGoogle Playでは吹き替え版しか見られないよ。

・ストリーミングで見たければ、bonoboかniconicoを使ってね。

・でもGoogle Playでコード入力したらniconicoには登録できないよ。

こんな条件があって、なかなかめんどくさいことに。
しょうがなくディズニーアカウントを取った後上記の画面写真の表を見た時はかなりテンションが下がりました。
Androidを使っていることだし、唯一DLができるということでGoogle Playをまず選び、さらに新しくアカウントを取ってbonoboにも視聴登録。。

まぁ一度取ってしまえば、またディズニー映画のパッケージを買うときには苦労しなくて済むということで…。
もちろん今までディズニーパッケージ童貞だったわけだし、今後もスターウォーズだけだと思うけれど、あと2作+スピンオフもあるだろうから、無駄な努力ではなかったはず。

もっとも、そのときには新しく作ったアカウントのパスワードを忘れている気がするけれども。。

10月 27, 2013
tronmc

映画:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語

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ちゃんと見ていないので元ネタには恐縮だが、「”魔法少女”のネクストレベル」というコピーが適当なんじゃないかと思った。
ものすごく娯楽としての質が高いけれど、「これは最高の一本!」とか言えるのかどうか…。

本当にもう、こんなものが作れるのか、こんな映画、物語映像が世の中に存在するのか、というくらいに心が動かされたのは事実なんだけれど、それは前作(とりあえず劇場版前後編やテレビシリーズのことをまとめてこう書く)があっての体験。
物語として続くとか、設定的な云々とかっていうところにとどまらず、世界構造を活かして前作をなぞったりとか、前作ではミスリードを招いたようなテイストを敢えて出してきたりとか、前作を下敷きにする部分が普通の「続編モノ」の比じゃない。

でもって、たぶん「前作を見た」という程度ではたいしておもしろくないんじゃないか?とも思う。
物語だけとっても、それを回していくギミック(のバックボーン/下地)については知らない人が理解できるほど説明しているとは思わない。若干セリフでフォローしてます的な体裁は見えるけれども。
だから、前作をある程度咀嚼していないとおもしろいと思えないんじゃないかなぁ、と想像している。
咀嚼しているイコール前作が好き、とは限らないけれど、それは何かしらの斥力がないとできないことだと思う。それがない人に勧めようとは思わないなぁ。

そんなこんなで、前作が全くもって切り離せない。
きっと全てが完結してはじめて、「一本の”物語”」と言えるのだろうから、「最高の一本!」とはやっぱり言わない。「最高の続編モノ」と言うべきか。

でも本当に前作がわかっていればすごいんだよなぁ…。

どちらかといえば、あんなこといいな、できたらいいな、というレベルの話なのだけれど、求められていることを全部やっているな!と感じた。
…いや、全部という表現はおかしいか。フルに?がっつり?てんこ盛り?とにかく、期待に応えすぎ。

多世界で進行できる仕組みがあるから、ifがあってもそこまでは驚かない世界観で、メディアミックスでそれは存分に使われてきたけれども、本流がそれを使うカタルシスっていうのがきっちり押さえてあると思う。
派生臭さ、みたいなものを感じさせない圧倒的な力がある。
その圧倒的な部分も、単にアニメ媒体だからということではなくて、きちんとまどかマギカらしい独自性がある。この、新しいけれどちゃんとまどかマギカだな、と認められる快感。これが前作がわかっていればこそ。

多世界という部分については、それを可能にする仕組みが前作ではおおまかに2つあったと解釈しているのだけれど、今回そこに新たなもの(拡張解釈と言った方がいいかもしれないけれど)が現れたりするし、それとは別の話だけれど、前作までのシステムに穴が見つかったりと、脳みそこねくり回すネタにも事欠かない。これに関してはイヤな人もいるだろうけれど、SF好きとしては歓迎。主要な登場人物たちがそっち方面でもきっちり仕事しているのもさすが。

ラストは咀嚼しきれていないのでなんとも言いづらいところはあるけれど、悪いとか否定したいという気持ちではとりあえず、ない。
その直前、ここでまとまるかなー、というところの感動がすごかったので衝撃的ではあった。あれもまた、着地しようとしているところは既存の概念だったのだけれど、尊厳のある荘厳なところで、重みを感じて涙せずにはいられなかった。よかったなぁ。

賛否といえば、これこそイラネェ!みたいな人もいそうだけれど、変身シーンとナイトメア退治のシーンは目から鱗。脱毛。じゃなくて脱帽。
この映画自体よくこういうものが作れるな、と思うのだけれど、その中でもいっとうよくああいうことを思いつくな!と感心した。クール。素敵!

とまぁ、感心したり感動したり解釈に頭使ったりと目一杯。だから見るのにすごく体力使うけれど、いやな気はしない。ぜひ繰り返し見たい。

続編最高!

10月 4, 2013
tronmc

映画:[二回目]劇場版 あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない

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涙活失敗!

いや別に涙を流す機会に困ってないけれど。
再放送も終了したので満を持して再度鑑賞。

しかし、自分でもびっくりするほどに心が動かない。
全くうるっとこない。
前回は前回で話の流れを整理するのに意識を割いてしまったけれど、今度は泣けないことに戸惑っていた…(汗)。

花火のあたりでそれに気付いて、これはまずい!まずいぞ!と思いながらも、どこか冷静になっていく自分もいて。
そうした中、どのシーンかは忘れたけれど、これは理詰めで泣いていく話なのかな?と突然思って、その途端戸惑いとか心のざわめきがぴたっと止まった。

めんまと過ごした小5の時期から、めんまが現れた高1の夏まで、一貫した線、あるいは軸(必ずしも正しくてキレイなものではないけれど)がピンと伸びていて、登場人物各々は、おおむねそれに沿った行動をしてきたと言える。
当然最初はそういうものははっきりとは見えなくて、最後に向けて輪郭を現していく。これは物語をやる上ではとても正しいことで、TVシリーズはこれをしっかりやったと思う。
その線が最初からわりとハッキリしちゃってるのもそうだし、その線を一本ずつ、つまりは序盤なんだけれど、登場人物ごとにやっていくから、余計ハッキリくっきりしちゃう。でもって、線の関係が感じづらい。いわゆる「横の関係」的な部分。

この人こうなるからこうだよね、そうだよね、っていう展開をする上に、そのとき別のあの人は!みたいなところを積極的に感じていけるような作りじゃないと思うんだな。良いか悪いかはさておき。

あなるはこうなんだよねー、そういうとこでゆきあつとこういう関係が…そのときつるこは!うわーっ、そうかーそうだなー!みたいのをTVシリーズでは感じたけれど、そういうのが起きない。(どのシーンとは申しませんが)
あなるは…そうですね。つるこは…そうですね。……で完結するのが今回の劇場版。

でもって、人間が感動するメカニズムはわからないし、個人差があることだろうけど(最近こういうことばかり考えてるからきちんと文章が書けない)、そうやって筋道が通ってるから、感動するとか泣くっていうことをするにはあまりにもロジカルなんじゃ?と思った。
もちろん、感動だとか涙が出るとか、そういうのに理屈が無いとは言わないけれど。
ただ、元々の作りとして、露骨に感情を発露させるような表現をあまりしていないのが、構成のせいで目立っただけなのかな、と思う。

TVシリーズでは序盤から唯一泣きまくっていて、見る側にもある種の泣き所だったと思うのがめんまだけれど、本当に回想だけになってしまったから(新規シーンがないという意味ではない)か、アウェー感が強いのも泣きの部分ではマイナスだったかも。

しかし。しかしだ。
泣く必要はあったのだろうか。
登場人物たちはTVシリーズでやってきた泣けるような、というか実際俺が泣いた青春絵図を清濁併せ呑んで受け入れちゃっている。
むしろ、感情移入すればするほど、泣く必要はないんじゃないだろうか。
本当にこう、「あの花」を振り返って、前に進もうって元気をもらうくらいでいいのでは。

そう、泣けるんです、という前提自体が間違っていたのではないだろうか。少なくとも俺にとっては。
なぜそうなったかといえば、TVシリーズがそうだったからということもあり。
予備知識がなかったから、劇場版はどんなもんなんだろう、とネットを見るうちにそういうイメージがついたということもあり。
とくに後者。ネットでイメージがついてしまうっていうのはなんというか…自分がないみたいでなんだか残念。さもしい人間に思えてしまう。
つまるところ、それはリアルタイムで見ていなかったゆえに起こったことなのだから、全部自分のせい。「リアルタイムで見ていないとかマジ死ぬべき!」というヤツ。

自分どうこうで言えば、最近、やたら泣くな自分、というのがわかってきて、そのせいでハードル上がったというのはあるかも。
もしも、もしもこれも本質的には「泣ける作品」なのだとしたら、ネットのこともそうだけれど、外的要因でそれに至らなかったわけだし、もったいない。けれど、そんなん生きていれば(大げさだな)仕方ないことでもあり。

映画も一期一会、大事にしよう。

9月 4, 2013
tronmc

映画:劇場版 あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない

俺妹めだってましたなー。しかし今回はもったいないことをした!

自分はこれを100%楽しめてないな、テレビのを全部見ていたらもっと楽しめたな、というのが見ている最中にひしひしと感じれた。
TV版は5話まで視聴。再放送にあわせて見始めたのだけれど、公開までに最後まで行かないようだったし、総集編的な部分もあるということで、まぁいいだろう…と考えていたのだが、甘かった!

なんとなく雰囲気はわかるから、クリティカルな問題ではないんだけれど、回想として描かれるシーンの順序が直感的にわかりづらいのが本当にもったいない。
とくに成仏周辺、お別れ会前後の流れは、けっこうぶつ切りで入ってくるので、頭のなかで整理しなきゃなくて集中しきれず。
全体的に時系列より伏線のつながりを追うことを優先した総集編っぷりで、これは見ていればより生きるタイプに思えた。

また、5話まで見たという視点だと、じんたんがひきこもりだったということは、もっと強く表すべきではないかと思った。アルバイトをしている場面が割りと平然と出てくるが、それが彼にとってはすごく異常なことだと描ければ、めんまへの気持ちというのもより伝わるし、それくらい気持ちがあれば、成仏に戸惑うような部分も説得力が出てくるのでは。花火のためなんだろうけど、そこもわかりにくかったかな。

青春モノ等などけっこう涙ボロボロしてしまうものが多い自分としては、「ここ、なんか泣けそうなんだけど、でも…」という部分が多かった。グッと来る部分もほとんどは「○○だから泣ける」というような、どこから来た気持ちで、どこへ行く気持ちなのかがわからなくて。
ああ、これは感情移入ではなくて、同情なんだな……と空虚に思えたり。

だからこそ、しっかり物事や登場人物の気持ちの流れを細かく追うことで、感情移入に変わるのだろう、感動できるのだろう、という期待ができる。そういうところがもったいな、と思う次第。
よし、しっかりテレビの再放送を見るぞ!という気持ちになっているのだが、これは映画としてありやなしや。ううむ。

とにもかくにも、作品のこと、お話のことを知るための総集編ではなくて、懐古すること自体が物語で、そのために総集編という体を取ったような作りだから、見てないのもったいなかったわ。うん。

7月 21, 2013
tronmc

映画:劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ

パンフを先に読んだら、しれっと重大なネタバレの絵が載ってて…失敗したなぁ。

おもしろかったけれど、終盤で若干テンションが折れ気味に。理由は大きく2つ。
まず、銀時が過去に飛ぶところ以降の時間的なつじつまがいまいち理解できなかった。自分が理解できていないだけならばいいんだけれど、もしも論理的につじつまが合うような構造ではなくて、それをして何も決まっていない、どうなるかわからないとしていたなら、ちょっとずるい。白夜叉の時点で消す…というところまではよかったんだけれど、なんかモヤモヤ。
時間移動ネタを主軸に扱うものでもないんだし、そういうことを求めてはいけないものなのかもしれないけれど、これが正直に感じたところ。
仮面ライダーとか戦隊が戦う場所ってつっこんじゃいけない、もしくはつっこむのは野暮だったりする。なんでぶっ飛ばされると味スタに行くんだ!みたいな。そういう空気感の話であれば何も気にしないのだけれど。
冒頭で書いたネタバレもこういうところにこだわってしまった理由だろうか。結果がわかっているから、過程を必要以上に重視してしまったかも。
あとは、全員集合で合戦するというところで、金魂篇(金時篇)みたいだなぁ、と感じてしまったことがひとつ。真選組以外はそっちでもいたようなメンツだし、源外のからくりが重要な役割で、消えた記憶を取り戻して云々というところも似通っている。ストーリーを考えると難しいところもあるけれど、せめてもうちょっと登場キャラクターが増える等あればよかったかも。

ただ、そうやってテンションが下がるあたりで「あれ?もう終盤なの?」とも思った。
上映時間が1時間50分ということで、わりかし長めだと思っていたけれど、その割に…ということだ。ポジティブな意味で。
そりゃあ最初の最初は「そのネタでどんだけひっぱるんだ!これのせいで長いのか!?」と心の中でツッコミを入れてしまったけれど、そこ以外は野暮に長ったらしく感じるところもなく、TV版の長編を見るような感じで見ていけた。

ついでに、ツッコミを入れた最初の最初の部分は、これはこれで30分じゃできない、映画だからできることでリッチなことと言える。タイムトラベルまでの部分は、映画泥棒やアレ勃ちぬ(風立ちぬ)、アレが3Dになるとかどうとか…といった映画パロディネタががっつり出てくるサービス精神、センスは素晴らしいなぁ。
また、これほど長く劇中も映画泥棒の存在を意識させた映画というのも無いのでは。映画泥棒パロディのキャラクターは終盤手前まで出てくるのだ。冒頭ではロトスコープとやらで、ほぼそのまんまのものも出てくるのだから恐れ入る。現在は映画泥棒の映像は3バージョン目で、今作で使われているのが2つ目なのが惜しい気がするが、それもまた愛嬌。

これが「完結篇」でアニメは終わりということなのだが、終わりという実感は今ひとつなし。日常を描くところで終わっているが、ボカすことによるポジティブさは感じず、あっさりと終わってしまっていたと、そしてこれが最後でいいものだろうか?と感じた。
個人的には、銀魂のメタフィクショナルなところに大きく魅力を感じているので、万事屋衆が観客(アニメを見ている側)に向かって別れの言葉を言うくらいの方が心地よいと思っている。
そして、そういうことを自分が望んでいるとわかった途端、今回のエンディングによって自分の見る側としての立ち位置が変質したことに気付いた。

銀魂には、過剰なツッコミやメタフィクショナルな演出によって、作品と受け手が気分、気持ち、ときには世界観を共有するような部分があると思うのだが、今作の最後は、何かを共有するものではなく、受け手は客体なのだ。
万事屋はいつもの銀魂の世界に戻っていき、おそらくこれからもその世界で生き続けるだろう。しかし受け手はアニメにおいてはそこでストップ(便宜上に書いておくと、本当に今回で終わるのならば)。これからのその世界や、万事屋の活躍はマンガで見ていくことになるが、それは今作を受け一旦客体になった存在がやることであって、今までの「銀魂を見ている自分」とは別の存在になるのではないかと思う。今までは「立ち会って」いたのが、今度からは「見守る」存在になりそうな。
それでも、それはそれでこういうことが成り立つなら、立派な「完結篇」と言える。
自分としては、若干寂しい思いで見ていくのかなぁ、という被害妄想と、「見守る」とかって上から目線でキメェよ自分、という思いを抱いている。

完結篇という言葉や、終わりますということを聞いていなければ、ただの長編の一つとしてゲラゲラ楽しんで見られていたかもしれないなぁ。ちゃんと銀魂銀魂していて、だから逆に終わるということに懐疑的になったり…以上、ぐだぐだ長くなるので割愛。

7月 9, 2013
tronmc

映画:忍者ゾンビ

はじまって一分と経たずに笑える映画というのも、なかなか無いのでは。
のっけからぐだぐだ展開する下手な日本語とやる気のない殺陣に爆笑。この日本語が下手だとわかるだけで、本当に日本人で良かったと思った。

ミュージックビデオのメイキングみたいな画質で展開されるので、なんだか物語映画という気がしない。
序盤はルームシェアのような感じの屋内の生活空間で進むのだが、実際の手頃な物件を使ったのだろう、あまり広くないようだし、カメラも引かないので、絵面は窮屈。そんなところで殺陣もしちゃうのは恐れ入る。
後半は屋外になり、こちらは広いのだが、人やものに対してカメラが引き気味で、間延びした印象だ。

肝心の忍者なゾンビなのだが、ものすごい中途半端(この映画自体中途半端だけどさ)。
ごくごくたまにゾンビらしいアクションもあるのだが、基本的にはゾンビ要素に乏しい。動きは普通の刀、十手、体術を使ったアクション。頭領はキビキビと配下の忍者なゾンビたちに指示を出したりと知能的っぽくもある。
人間が噛まれればゾンビになるという設定は唯一ゾンビらしい部分なのだが、普通に戦っていて噛む気配がないパターンも少なくない。設定的にゾンビなだけ、とも言える。
ゾンビである必要性に乏しいと見るべきか(忍者らしいかと言われればそれも微妙だけれど)、それともよくあるゾンビ像を基準にして考えてしまう自分がおかしいのだろうか…?
いずれにせよ、滑稽どころの話ではなく存在意義が謎。
そういえば、もう一つ。一応顔が腐り崩れているのもゾンビらしいか。しかし、着衣に乱れはなく、頭も忍者装束の頭巾に覆われているので、顔を見て「ゾンビだ!」と思えるところも多くはない。たいして異形の存在だという感じもしないのだ。

むしろ、禁忌の刀を封印するときの主人公の先祖の、ハラキリしながら眼や口から光を出してる様が一番異常。
ついでに封印というのも、地面に刀が乗っている画で、瞬時に地割れが起き、刀がポン、と消えて、即座に地割れが戻るだけ。その間わずか1,2秒。封印が解かれるときもそれが逆になるだけ。タチの悪い手品のような絵面だ。シュールも呆れも通り越して解脱してしまいそうだ。

唯一良かったのは、中盤から主人公と一緒に戦い始める体格のいいB系男子の活躍。とにかく薄っぺらい行動原理で動くキャラが多い中、ゾンビ化する親友をめっためたにして、そんなことしたくなかったと言う様は妙に情に厚く見える。中盤以降主人公と共闘するが、他のメンツは刀や体術でのきれいな、もといきれいにやろうとしているアクションで戦っていく中、銃とバットで飾り気なく豪放に戦うのもクレイジーながら気持ちがいい。
そして何と言っても、終盤ゾンビに噛まれてからの、銃で頭を撃っての自殺。彼自身も周りの人間も逡巡する暇無く、このシーンはさっさと進んでさっさと終わってしまう。こんな話は他に無いんじゃないかという、びっくりするほど淡白なに進むのだが、それが彼の大雑把で豪放なタチにマッチしていて、潔く見えた。
基本的には、どの人物もアメリカらしいユーモアのあるクレイジー感を持っているのだが、それに見合うかっこよさ、洗練された感じがないのが残念なところ。

DVDを出すよりもYoutubeあたりで公開しておくべき一本ではないだろうか。
その方がまだお金になるんじゃないかと思うし、ばりばりの素人ハンドメイド感もいくらかは許容できる……かもしれない。
正直、ゲ○で70円のときのレンタルだし、選んだのもお金出したのも自分じゃないので、ゲラゲラ笑っていられるのだが、フルプライスでDVDを買ったりしていたら、どんな負の感情に支配されるか想像もつかない。
ただし、結果こそ散々だが、映画的表現を志して努力した跡が見られ(良く言い過ぎか?)、いわゆる「いまいち萌えない娘」のようなものと言える。
また、最初から最後まで全てに渡って的確に欠点を挙げ、それを改善する策を持てれば、…あらびっくり。素敵なクリエイターの誕生だわ。
B級ですらないものとはどんなものか?というのを知っておくという貴重な体験ができた。反面教師としては非常に価値のある存在だった。

6月 22, 2013
tronmc

映画:ブロブ~宇宙からの不明物体~

B級SFが見たくなりdビデオを探したら、タイトルで「ああ、こういうの!」と思いdtabで視聴(^_^;)

今の映画みたいにキレイな画質じゃないから、「うわーっ、CG!」みたいに感じることがなく没入できた。
ただしこれは、そもそもそんなにキレイに映らないサービス(dビデオ)によるところも少なくないかも(待て)

難しい能書きもなくて、ただシンプルに怖くておもしろい。スライム(ブロブ)無双。
人々が吸収されてしまうところも、体の一部だけ残されたり、少し原形をとどめながら飲まれていったりと迫力があって、見終わってから思うと相当グロテスクだったんだけれど、怖さが勝っていたのか、そこまでグロさは感じず。
でもって、カメラワークというか絵面とか、間の取り方ががすごく思わせぶりで、これから出ますといわんばかりの隙が作ってあって、出る以前にそこで恐怖を感じてしまう。おもしろい。
あとは、どうせ食われないだろうとわかっていても、主人公の二人はかなり危ない場面があってスリリング。「いや待てお前逃げろって!」なんてドキドキしたもんだ。それで彼らがどう打開するかっていうところがまた楽し………いや、嘘。逃げられる気がしない場面ばかりで「どうするの!?」とハラハラするばかり。

別にどうこう言うような細かいところもないし、あったとしてもこの迫力には細けぇことはいいんだよ、と言わざるを得ない。と最初は思っていたけれど、さすがにブロブのネタばらしがあったときは心の中で盛大にツッコミを入れた。
そこで語られるブロブの…特性と言うべきか、目的と言うべきか。それはブロブへの弱点が”あのくらい”の”アレ”な時点で、成立しない。それが弱点では、最も重要なミッションが遂行できないのだ。
それで興ざめといわけではないけれど、一部の登場人物には呆れてしまうなぁ。

ラストは続きをにおわせるタイプ。気に留めていなかった伏線が回収されて、感嘆の声を上げそうになりついニヤニヤしてしまった。それを踏まえるとあそこはこうだったのかー、と思い返してみたり。

目立った不足もなく、楽しめる一本だった!

5月 27, 2013
tronmc

映画:劇場版シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ

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テレビアニメ版は24話一通り視聴。ゲームは未だに序盤の積み気味スロー進行中。

「なんて言えばいい!?」というのが正直な感想。
そして、泣けるのかな、と思いきやそこまではいかなかった。

テレビ版では、序盤何の話なのかわからなかった。(カオスヘッドを意識しすぎたからかもしれない)
10話だか11話だかまで、岡部が何をしたいのか、どういう原理原則で行動しているのか。タイムマシン作ってどうするの?どうなるの?と思っていた。
その後、まゆりの死のあたりから話が一層シリアスになっていくと、そこからはもう奔流に飲み込まれるような形で、息もつかせぬというか、目の離せない展開に引き込まれていったし、時間を旅していく話もうまいなぁ、と感服する次第だった。
ただ、後から考えると、それは序盤の展開でしっかりゆったりギミックが説明されていたからなんだなぁ、としみじみ。

今回の劇場版はそこまでちゃんとやってくれなかった気がする。わかりにくかった。
アニメ、ゲームの段階からそんなに理解度は高くないし、自分の頭が悪いからなんだけれど、デジャヴとリーディングシュタイナーの関係とか、鈴羽がやってきた意味とか、2005年がどうこうとか、なんで?と思うところが少なくなかった。それを、見ていればわかるんだろうな、見逃さないように、と心に留めておく部分に気持ちが裂かれちゃって、あっぷあっぷだったのは自分でももったいない。
テレビだと「蟻でもわかる!」話だったけど、今回は「サルでもわかる」という話に格上げになってしまったようだ。
後半は駆け足気味で、じっくり咀嚼している余裕もなかった。

それでもって、テレビ版でやったことみたいに事態が入り組まないから、どうしても作りもののようなシチュエーションに思えるところが多少。
岡部と紅莉栖が、世界線のはざまで親密になっていって切ないやりとりやキスを…というのは、テレビ版でもあったけれど、あれは意外な(自分が忘れていただけでわかる人にはわかったのかもしれないけれど)副作用みたいなところで出てきたもので、それはもう上手い、上手すぎる、というくらい良くできた目から鱗の話だったから、それがあるからこそ、比べると弱くは見えてしまう。
きちんと前段階で改めて一歩後退したところから距離を詰めてみせたんだから、描き方としては至極全うで、揺さぶる話ではあるんだけれど、なんかこう「ああ、それ、やりますよね。そうですよね」って思っちゃう。
ついでに言えば、タイムリープを諦めてからのくだりも「やらないってことはありえませんよね。やりますよね」みたいな。「わかってるから、わかってるから早くやったげて!」という気分でいる時間も短くなかった。
微妙に紅莉栖の行動が掴めなくて、感情移入も難しかった。

ラボメンたちが岡部を思い出すところはそれこそデジャブが……ディケイド!?

しかしながら、本当に描写は細かいというか、丁寧に言葉を尽くしてくれていると感じた。後半を見るとまだ足りないかもしれないけれど、しっかり尺をかけて描けているところは好感が持てた。
決してわかりやすい話とは言えないし、半端なくファン向けの要素が強いけれど、ただひたすら小ネタを楽しんで見ているのも悪くないかも。そういう部分ではものすごく見所が多いので、ファン必携の一作と言えるのでは。

4月 2, 2013
tronmc

劇場版花咲くいろはを見に東京旅行へ行ってきた

花咲くいろは HOME SWEET HOMEが見たくて、全国公開日の3/30から昨日まで東京に行ってきた。
全国でも公開館が少ないし、岩手どころか仙台でもやるのかな、ということで行ってきたけれど、帰ってくる頃に公開館拡大ってことになっていて、しかも東北は6県全部で見られる、と…。

でも、ああそう…という感じで、映画以外のところでも楽しく過ごせたということを抜きにしても、後悔も損した感もない。
とにかく見ている間も見に行っている間も幸せだった。それが全て。

特典のポストカードが欲しかったので、前売り券は4枚も買っていて(!)、3日で4回見てきた。一日一回以上見ていたので、今日は映画館にいないことに違和感を覚えてしまう始末。あと、花咲くいろはじゃないけfど、一日一回以上ドネルケバブ(ピタに入っているやつ)を食べて、ドクターペッパーを飲んでいたので、ジャンキーなものを食べていないことにもなぜか違和感が。

4回見ても飽きなかったし、スタッフロールが霞まないことも無かった。たぶん、地元でも公開されたら、また見に行くと思う。行きたい。
見に行く、というのを”今年の目標”にしていたし、そのためにけっこう「ぼんぼった」と思っているから、今回のことにはすごく満足していて、それが終わったらものすごく気が抜けるんだろうな、と思っていたけれど、地元での鑑賞まで、今しばらく頑張ろうと思えている。

その他、お店でいろんなプラモ作例を見られた、ということも刺激になった。
とくに、模型ファクトリーでやっていた「ガイアノーツの色々展」で飾ってあったハセガワのバーチャロイドは圧巻だった。あんなキレイなのが作れるようになりたいなぁ。
iPhone5祭りは、更新月が4月なので指をくわえて見ているしかなかった…。

1月 7, 2013
tronmc

通販で花いろHSHの前売り券を手に入れ、高まる次第

英語圏のレビューでタイトルが「The ABCs of Blooming」と書かれていて、これまたおもしろい、と思った次第。だってABCだよ、ABC。

公式Twitterアカウントが遠方でも前売り券買えますよ、と紹介していたメイジャーさんで、花咲くいろは HOME SWEET HOMEの前売り券を注文し、無事特典ポストカード獲得。
神様仏様メイジャー様。足を向けて寝られない(でもどこの方角か、てんでわからない)

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2枚頼んだので、松前緒花も二倍!

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前売り券もこの通り。これで見るまで結名が舌出してるのに気付かなかった。
明細書に折れ線と切り欠きがある。折りたたんでチケット入れになるのかな。すごくいい工夫、心遣いだと思う。ただし、個人情報丸出しでは。

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問題は、これは第一弾で、後日第二弾があるらしいということ。二回は見るつもりなので二枚買ったのだけれど、早まっただろうか。何枚になるんだろうか。してしまうのだろうか。。

それはともかく、前売り券も買ってしまったのだし、ちゃんと上京して見に行けるよう、三ヶ月ぼんぼって過ごそう!

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